怖いだけの人、厳しくても素敵な人、とんちんかんな人。
看護婦だって、いろいろなのです。
 私的には、恐怖心を与えない先輩でいたいなって思います
けどね・・・・。どうかな?!
看護婦いろいろ
怖すぎる先輩
  どこにでもいるんですけどね、何であなたはそんなにえらいの?と言いたくなるような怖い
 人。私が、就職したときにも、強烈なのが一人いました。

 
確かに彼女は、仕事が出来た。けど、まだ28歳そこそこの若さ。なのに、態度ときたら、婦長以上。
 婦長が何もいえなくなるくらいに、きっつ〜〜〜〜い人だったなぁ。
 他の先輩看護婦に向って、注意したり、その言い方もすごいのです。年上の人を敬うっていうのが
 彼女には無くって、自信に満ち溢れた人でした。
 新人に私は、もうその人がいるだけで、緊張モード。1ヶ月の勤務表の自分の名前と彼女の名前に
 蛍光ペンでラインを引き、「今月は、何回一緒に働くんだ・・・」と、チェックをしていました。
 ラッキーなことに、彼女は3ヵ月後に産休に入ったので、その後一緒に働くことは無かっんだけど。
  何が怖いって、いるだけでも、怖いんだけど・・・・
 これまたラッキーなことに、私と同期ではいった人が、とろ〜い人だったので、怖い彼女の目は
 いつもその同期の人に向いていたため、私は比較的狙われずに済んだのです。
 狙われたか弱き新人は、「遅い!!走れ!!」とか、失敗をするたびに、怒鳴られていました。
  私が唯一怖い思いをしたのは、仕事の後にミーティングと言うものが月に1回くらいあるのだけど
 その日は、私の属するBグループ(怖い人も一緒)のミーティングがありましたが、私は休み。
 確かに休憩室にそれを知らせる張り紙はあったけど、誰も休みの日にまで出てくるなんて、
 教えてくれなかったもの。新人なのにさ。何の説明もなしだよ。わからんつーの。
 たまたま、家にいて、夕方昼寝をしていたら、電話がなって起こされた。
 聞き覚えのある怖い声。名前を名乗ったと思ったら、「OOさんって、Bチームじゃなかったっけ?」
 は?こいつは、いきなり何を言ってるんだ?「はい、Bチームですけど・・・」
 「今日ミーティングがあるの、知らなかったの?」「・・・・今行きます。」

 
ひとんちにいきなり電話してきて、これはないと思わない?で、何であんたが電話して来るんだよ。
 婦長だって、主任だっているじゃない?いやみくさ〜〜〜い言葉を浴びされ、最悪の寝起きと
 なった。


  
そんな彼女のミスを私が見つけた。患者さんの24時間高カロリーの輸液を交換しようとしたら
 違う患者さんの名前がぶら下がっている・・・・
 私と一緒にこの患者さんを看ていたのは、やつだ!
 こういう点滴などのミスの場合、大事である。普通始末書を書かされて、医者に報告したりと
 結構厄介。なのに、彼女「あら、そう、変えておいて」。と、一言で済ました。
 「えぇ?いいのか?婦長に報告しないのか?私?ちくれません・・・・・後が怖い」。
 やつは他人に厳しく、自分には甘いのだ。ゞ( ̄ー ̄*)
 万が一、私がそのような間違いを起こしたら、きっと命を奪いかねないほどに、私を責めつづけた
 に違いない。「ちゃんと名前は見たの?何の為にやってる点滴か、説明しな。それもわからないで、
 働いてるの?学校に戻んな。薬を患者さんに行く前に、何回確認するって、勉強したの?」など。

 
お前こそ、学校どころか、地の果てへ飛んで行け〜と、思わずにいられない人でした。
デブの先輩
  巨大な体を持った先輩が、約2名いました。不思議と2人とも、身が軽かったなぁ〜。
 どこにいたって、デブにデブ、はげにはげとは言えませんよね・・・
 でも、子供って残酷。私の働く病棟にも子供がたくさんいました。
 その中の3歳くらいの女の子が、その太った先輩に向って、「デブチン!」・・・・
 そばにいたまだ若いわたしは、笑うに笑えず、ささ〜〜〜〜っと、
 姿を消すのが精一杯だったなぁ。ε=ε=ε=ε= ヾ(* ̄▽ ̄)ノ
 後輩なら、笑えるけど、先輩は笑えないって。


  その先輩達、やっぱりすっごく食べるのよねぇ。お弁当は小さいけど、その後の間食の量が
 はんぱじゃなかった・・・・でも、努力の甲斐あって10数キロやせたらしいんだけど、
 全々、私にはわかりませんでした〜。(笑) 心持、白衣がゆるくなっていたような、なっていない
 ような・・・80kgくらいあったのが、10kg減ったって、わからんつーの。┐('〜`;)┌

  患者さんも「あのつるべに似た看護婦さん」、「あの喪黒ふくぞうに似た看護婦さん」とか、
 平気で言うんだよ。笑いたいけど、笑えないってば・・・・
鬱の先輩
  これは、洒落にならない。
 まず、朝出勤してきて、「おはようございます」の顔で、その日が鬱なのか、そうじゃないかが
 わかってしまう。職場なんだから・・・・大人でしょう?って思うけど、コントロールがきかないん
 でしょうね〜。調子の良い日は、冗談を言ったり、和気藹々としていて、いい人なのに
 調子の悪い日は最悪。引継ぎをしていても、返事すらしない。表情も無い。
 これは、周りにいる人がたまりません。
  とうとう、数年後、休職したらしいけどね。そりゃぁそうだ。そんなうつ病の看護婦に看護される
 患者さんもたまらないものね。自分の健康あっての職業です。
おなら
  新人のころ、太った先輩と夜勤することが多かった。新人は、ベテランとペアになるからだ。
 先輩は時間を見つけては、すぐ眠りに入る。今喋っていたと思ったら、「グーグー」といびき。
 幸せな人だなぁ〜。夜勤は受け持ち人数も多いし、新人のころは緊張しっぱなしだった。
 そんな彼女のいびきを聞いていると、「グーグーグー、ブーッ」・・・(・_・)へっ? 
 今のおならじゃ〜〜〜〜ん!もう、おっかしくって、おっかしくって、一人でニヤニヤ。
 起きたら困ると思い、口元だけど緩ませて、ニヤニヤしていた。
 早く誰かこないかな・・・・あんなに朝が待ち遠しい夜勤はなかった。
 そして、朝いちでやってきた友達に話し、やっと私はいっぱい笑うことが出来た。
看護婦の鏡
  もちろん、素敵な先輩もいます。優しくて、そして適度に厳しくて、仕事が出来て、医者からも
 患者さからも慕われているそんな先輩が、私の周りにもいました。
 優しいだけではだめだし、適度に緊張感を与えてくれるような彼女のような先輩が、新人看護婦を
 育ててくれるんだなぁと、今でも感じます。

 
他の人が行ったら、絶対にこめかみに青筋を立てて戻ってきそうなわけのわからない患者さんでも、
 優しく接していたし、字もきれいだったし、記録物もとても優れていた。
 そんなふうになりたいなぁ〜と、あのころ思っていて、もうあのときの彼女の年齢だけど、まだまだ
 遠い・・・・(T-T)(自己嫌悪)
使えない人・1
  4月になれば、新人ナースがやってくる。毎年年に一人くらいは、「やばいって・・・」と思わざる得な
 い新人がいる。免許取り上げたほうがいいのでは?と思えるような・・・・・・。
 大体そういう人は、優秀な成績で学校を卒業している。紙面上の成績はよいのだけど、実際に要領
 よく動けないのだ。
  仕事が遅いのなんて当たり前、誤薬(点滴を違う患者さんにしたり、薬を間違えて飲ませたり)も
 普通に行ってしまうので、こっちはハラハラドキドキ。夜勤のようなスタッフが少ないときは、目も行き
 届かないので、こっちが怖い。一度間違えたら、次からは用心深くなるのに、そういう人は、また同じ
 失敗をつら〜〜〜っと、やってのけるのだ。そして、口答え。反省の色がない。
 いつか患者を殺す・・・・

  私がいたICUにも強烈なのがいた。そんなのICUに配属にする病院も病院だ。
 危険極まりないこともやっていたが、整理整頓も出来ず、汚く雑な仕事っぷり。(私も・・・?
 鼻から胃にかけてはいっていた管を抜いても、ビニール袋にもいれず、胃液が滴ったまま
 その辺において置く。ベッドごと患者さんをCTに連れて行こうとして、心電図のモニターもはずさす
 ベッドを押そうとしているので、注意した。普通注意されなくても、気がつくだろうよ。
 24時間の輸液をしてる人なので、ベッドにつけられる点滴棒に変えて、ベッドを移動するのは
 当たり前。それじゃないと、点滴棒とベッドを押さなくてはならないから大変だよね。
 でも、さすがの彼女は、その点滴すらも目に入らなかったのか、点滴の存在を無視して
 ベッドを動かし始めた。えぇ〜〜〜?まじ?ありないよね。
 案の定、置き去りにされた点滴棒は、倒れる→ぶら下がっていた点滴は吹っ飛ぶ。ここまでは
 想像がついたけど、なんとその点滴をベッドで踏み潰しやがった・・・・・(゜〇゜;)グェッ
 そんなやついるか?それにはあきれ果てて、側にいた私たちも、さ〜〜〜〜っと姿を消した。
 もうつきあっていられない。患者さん、かわいそ〜。
 そんな彼女は、後にICUでは見きれなくなり、外来へとまわされた。使えない人は、外来へ回す。
 それが、その病院のやり方だった。
使えない人・2
  私の学校の先輩で男?と思うような女の人がいた。彼女は、卒業後実習先の病院で働いていた。
 手術室にいたけど、なんだかみんなに嫌われてる様子。看護婦なのに、たいした仕事もしていない。
 みんなに邪険に扱われている。訳ありか?
  私の友人がその病院に就職した。そこで聞いた彼女の噂は強烈。
 普通の病棟に就職したが、もちろん仕事は出来ず、患者を殺しかねない勢いだったと。
 そして、貧乏なわけじゃないはずなのに、休憩室からジュースやお菓子を盗む。
 仕事が出来ないと患者さんからの苦情だって出てくるので、意識がはっきりしている生身の人間の
 相手は無理。そこで回されたのが手術室。私が再会した場所だ。
 しかし、そこでも彼女はやっていけなかったようで、その後は看護管理室へ。看護婦部長などおえらい
 方たちが集まる部屋だ。普通2〜3年目の平のスタッフが行くような場所では、到底ない。
 そこで、毎日何をしていたのだろう?なぞは深まるが、病院側も本人が辞めると言わない限り
 首に出来ないのかしら?
使えない人・3
  思い出した!私の病院は首に出来ていた。いや、それに近いような・・・・
 他にも全然仕事の出来ない人がいたのだけど、ある日彼女が仕事をおえて、帰ろうとしたら
 彼女のロッカーに、白い紙が裏返しに張ってあったらしい。
 なんと、病院規定の退職届・・・・こわっ・・・
 婦長が張ったのだろう。無言の要求である。恐ろしい病院だ。
アメリカ人
  アメリカ人の日本語を話せない黒人が入院してきた。医師を含め、みんな片言の英語で
 がんばった。本来ならば、ここは日本なんだから、お前が日本語をがんばれ!と言いたいのだが・・・
 まぁ、脳神経外科に入院していて、痴呆老人のように訳がわからなくなっているので、仕方がない。
 お部屋を出るときに、「See you again!」と言った看護婦も、なんだかかわいらしいが、ここにもっと
 涙なしでは聞けない強烈な話が・・・・。
  そのアメリカ人、ほんと訳がわからなくなって、動いちゃいけないって言うのに、日本人では考え
 られないような巨体で、ふらふらしながら、立ち上がったり、「ハンバーガーが飛んでる」とか、
 言ったりしていた。ある日の夜勤でも、家族が留守の間に、部屋から出て、廊下をふらふらしていたら
 それを見つけた看護師が、「ハウス!ハウス!」と部屋を指差して、叫んだらしい。ヽ( ̄▽ ̄;)ノ
 ヾ(#^∇^#)ノアハハ ハウスって!!ハウスッてぇぇぇ〜、犬じゃないんだからぁ〜〜〜〜!
 それを言うなら、まだ「ルーム」のほうがよくないかぁ?

 
いやぁ、ひさしぶりに腹がよじれるほど笑ったよ。わけわからんちんのアメリカ人だったからよいけど
 しっかりしている人だったら、怒るだろうなぁ。
医者ねらい
 さすが女の職場です。目の前にいる高収入の医者を絶対に手に入れる!という意気込みを感じま
 す。高収入、世間体。それだけ。たったそれだけで、医者ってもてるんだ−。世の見てくれの悪い人
 学生のとき、女子にバイキン扱いされていた人でも、職業次第であなたの人生バラ色になるから!
 これ、マジだから!顔面トラックにひき潰されたようなひどーい顔でも、医師免許1枚でもてちゃう
 からねぇー。性格も、ちょっと精神科へ・・・と思うようなやばい系でも、医師免許必須!
  そう、ナースステーションでは新入りの医者の争奪戦が行われる。はたまた、他の科の医者が
 立ち寄っただけなのに、食事のお誘い。っていうか、誘われた医者が払うんだけど・・・・
 そんなんで、気が付くとこの空間に一体何人の姉妹関係が成り立っているのだろうか??と関係
 図を頭の中で描いてしまう。そして、勝者は妊娠!という確実な証拠を手に入れて、幕を閉じるの
 であります。だけどね、妊娠して、結婚したからといってゴールではなく、またそこで愛人の座を
 めぐっちゃうからねぇ〜。そして、愛人のまま一生独身という婦長レベルも存在いたします。こわっ
ナースの成長過程
  1.2年目は初々しく、患者様のためにと、仕事に一生懸命です。一番、優しく接してくれるのも
 この時期。だけど、ちょっと信用性は低め。
 3年目、仕事も覚え、後輩も増え、自信とともにズに乗ってきます。この辺りから、20代後半くら
 いまでは、要領もよくなり、患者様とも適度に向かえるようになり、患者様の悪口を言えるくらいに
 ずうずうしくもなるもので・・・・私生活も羽ぶりよく、派手になります。
 30過ぎたら、こわいものなしです。時に婦長にもたてつきます。医者には、もっとたてつきます。
 仕事も手の抜き方を覚え、面倒くさい患者には近づきません。だけど、貫禄と信頼性で患者様を
 黙らせます。仕事の内容も体力勝負の仕事から離れ、事務的なことが多く(責任あるってことね)
 夜勤もしんどくなってきます。
 40過ぎたら、だんだん怠け癖がついてくるようです。若い者を使い、自分はあんまり動かない。
 だけど、母の心で患者様にも後輩にもとっても優しいです。
 そして、50近くなってくると、体は長年の経験で自然と動くのだけど、頭のほうはついていけなくな
 るので、新しい機械などが覚えられなくなってきちゃうんです。短い一生ですよ。